2019/04/20
足場の仕事に就きたいという場合、ただ働きたい!という気持ちだけでは残念ながら足場の仕事を行うことはできません。
足場の仕事に就くためには、足場に関する知識と技術を習得するための学習と、習得したことを証明できる資格取得が必須となります。
足場の仕事に就くために必要となる資格は、基本的なものとして3つほどあります。
まず足場の仕事に就くために必要不可欠となる資格が「玉掛」という資格です。玉掛は、クレーン車で荷物を吊って運ぶ場合に必要となるワイヤーロープを吊り荷に掛けたり外したりする作業を行う場合に必要となる資格で、この資格がなければ作業することはできません。
簡単な作業のように思えますが、知識と技術を持っていることの証明が必要となる大切な資格です。
次に必要なのが、足場作業を3年以上経験することで得ることのできる「足場の組み立て等作業主任者」という資格で、足場の設置や解体にはこの資格を保有している人が必ずいることが義務付けられています。
このほかにも「建築物等の鉄骨組立等作業主任者」などの資格もありこの資格も取得した方が仕事の幅が広がります。
近年では、足場の仕事の国家資格として「とび技能士」という免許もあるため、ただ経験を積むだけではなくこのような資格を取得していくことが大切です。