2019/05/20
足場の仕事は、建築現場や工事現場で行う高い場所での作業に仮の足場を設置し、工事を行う人が工事しやすい環境を作るのが仕事です。
工事開始前に、その工事に適した足場を組立てて設置し、工事を終えると足場の撤去を行うというのが仕事内容となります。
同じ足場の組み立てでも、建築現場や工事現場の状況に応じて、必要となる足場の種類や組み方などに違いがあるため、専門的知識も必要となります。
足場の仕事は、ただ組み立てて設置するというだけではなく、工事を行う人が安全にそして安心して作業を行うことができるように行うものなので、ちょっとのミスも許されない厳しい仕事でもあります。
そのため、実際の現場では厳しいと感じることもありますが、その分やりがいのある仕事でもあります。
足場の仕事に就くためには、まず玉掛けという資格を取得し、足場の仕事に携わる鳶職をスタートさせます。経験を積んでいくと様々な資格取得にチャレンジすることが可能となり、とび技能士という国家資格も取得することができ、現場の鳶職人たちをまとめることのできるところまでスキルアップすることが可能となります。
足場の仕事は、建築物などが完成するまでしか現物をとどめていないものではありますが、それでも工事現場で欠かすことのできない仕事のひとつです。